東日本大震災の復興に向けた希望について考える5冊

震災

2011年3月11日。

あれから時が経ち、東北の被災地は復興に向けて一歩ずつ進んでいますが、私たちはどうでしょう。

30年以内に70%の確率で首都直下地震が発生すると言われています。ですが、当時の記憶を思い出したり、これからについて考える機会を作れているのでしょうか。

あれから7年が経った今こそ、もう一度、今を生きる私たちが、未来のためにできることを考えてみませんか?

ファインダー越しの3.11

震災後、すぐに駆けつけた3人のフォトジャーナリストによる共著。倒壊した建物や避難所で物資が足りていない状況は連日報道され、日本の誰もが震災の「事実」を知っている中、取材に行く意義は何なのか。多くの人が災害に対し何か自分にもできることを考えていたあの時、ファインダー越しに彼らは何を見て、そして何を伝えたかったのか。

走れ!移動図書館: 本でよりそう復興支援

災害が起こると、真っ先に「衣・食・住」に関する支援が届きます。しかし、そこから立ち上がるためには「心」の回復が必要です。心の渇きを潤すため、震災後、いち早く動き、復興に向けて「本」を届けてきた活動記録です。遊び場やおもちゃがなければマンガが、食材が手に入るようになれば料理の本が読みたくなります。時間が経つにつれ、読みたい本や必要な本が変わるのと同じように、図書館に集まる人たちも変わっていく様子が綴られています。

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

宮城県山元町はもっとも津波の被害が大きかった地域の一つで、名産だったイチゴも甚大な被害を受けました。そんな故郷のイチゴ農園を立て直すため、ITを駆使し、最先端技術を生かした農場を作り、ひとつ1,000円で売られるようなイチゴを生み出した社会起業家の奮闘記です。震災で失ったものも大きい。でも、明日へ向けて自分にできることを考え、一歩を踏み出すことが何よりも大切だと気づかされます。

試練と希望 東日本大震災・被災地支援の二〇〇〇日

震災直後から緊急救援活動を行い、岩手、宮城、福島の三県で復興に携わってきた活動記録です。一人ひとりにストーリーがあり、そのとき感じたこと、これからに向けての想いはさまざまです。被災した人、支援に携わる人、さまざまな人の声を丁寧に聞き、その想いと、復興活動の中から学んだ教訓をまとめた一冊です。

ハッピーバースデイ3.11

あの日、多くの尊い命が失われましたが、同時に新たな命も誕生しました。2011年3月11日生まれの子どもたちを紹介した一冊。とても悲しいことが起きたけど、それでも明日への希望が生まれていることを実感できます。

動画でみる「ハッピーバースデイ3.11」

ハッピーバースデイ3.11は、動画でもご覧いただけます。

東日本大震災から7年を迎えるにあたり、震災関係の本を探してみましたが、2011~2012年に出版されたものが多いですね。冊数は少ないながらも、復興に向けた取り組みや語り継ぎたい教訓や示唆が込められた書籍もあります。

ぜひ、私たちに何ができるのか。これから何をすべきか。
もう一度、考えてみませんか?

この記事を書いた人
メッスィ~/召田 安宏

1984年生まれ。長野県に多い苗字だけど東京都出身。学生の頃にNGOと出会い、NGOの広報担当を10年以上経験。ボランティアや国際協力に関する話題、広報の仕事に役立つサービスやフリーソフトを調べるのが好き。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。