企業の従業員・家族も参加できる社会貢献事例「絵本を届ける運動」参加企業紹介
CSR(企業の社会的責任)が浸透し、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みをウェブサイトなどで表明している企業が増えています。
企業として「社会貢献」を掲げ取り組むだけでなく、社員・従業員が社会貢献に参加することも増えていると感じます。そんな社員・従業員が参加しやすい社会貢献活動の一つとして「絵本を届ける運動」に参画されている企業をご紹介します。
「絵本を届ける運動」とは
貧困や紛争、政治的な理由などで絵本が不足している地域の子どもたちへ日本から絵本を届けている活動です。厳しい環境で暮らす子どもたちに、知らない世界を知るドキドキ、時間を忘れて夢中になるたのしさ、たくさんの物語や言葉を知る喜びに出会ってほしいと願い、1999年に始まった取り組みです。
2023年末までに、400,720冊の絵本を届けてきました。
ただ絵本を送るのではなく、地域の子どもたちが読めるよう現地の言葉に翻訳した「翻訳シール」を貼った絵本を届けています。その翻訳シールを貼る作業に、多くの企業・従業員のみなさんが参加されています。
「絵本を届ける運動」参加企業例
株式会社ジャムコ
航空機の内装品やシート、航空機機器などを製造する株式会社ジャムコでは、社員の有志のみなさんが2022年に「絵本を届ける運動」に参加されました。社員のみなさんが絵本に翻訳シールを貼った作業の様子がYouTubeで公開されています。
「絵本を届ける運動」への参加について | ジャムコニュース | ジャムコニュース | 株式会社 ジャムコ
大日本印刷
2020年までに累計479冊の翻訳絵本づくりに参加されています。
テクノプロ
2021年から社員のみなさんが自宅で翻訳シール貼りをされています。募集100名に対し、それを上回る応募があったそうです。中には親子で絵本に翻訳シールを貼った方もいます。
旭運輸株式会社
随時 参加企業を追加予定
他にも「絵本を届ける運動」に参加されている企業は多数あります。随時、企業のウェブサイト上で「絵本を届ける運動」への参加を表明・報告されているのを見つけ次第、追加で紹介させていただきます。