Amazonや楽天市場で購入できるフェアトレードコーヒー7選

コーヒー豆

スターバックスカルディなど、フェアトレードコーヒーを扱っているお店をよく見かけるようになりました。それでも、小規模なスーパーやコンビニなどでは、まだまだ手に入るのも確かです。

※以前、無印良品でも「フェアトレード」と名が付く商品が販売されていましたが、現在は取り扱っていないようです。

ネット通販でも多くの日本のフェアトレードブランド(ショップ・団体)が販売しているコーヒーも増え、以前と比べて手軽に購入できるようになりました。Amazonや楽天市場で販売されている日本のフェアトレードブランドのフェアトレードコーヒーをご紹介します。※国際フェアトレード認証商品に限りません。

1.People Tree

オーガニックコットンのウェアやエシカルファッションとフェアトレード商品の専門ブランド。People Treeはフェアトレードチョコレートも有名ですが、フェアトレードコーヒーも販売しています。

2.パルシック

特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)の組織再編にともない、東ティモールとスリランカで、困っている人がいたら相互に支え合う「民際協力事業」を引き継いで行っている団体です。人々の自立的で持続可能な暮らしと経済を成り立たせる経済自立支援=生業支援に取り組み、東ティモールでのコーヒー生産者支援、スリランカでの紅茶生産者支援などを行っています。

3.ネパリ・バザーロ

服飾、雑貨、食品など、フェアトレード商品の企画や製造販売を行う会社。現地の生産者と顔のみえる関係でフェアトレード(=パートナーシップトレード)を進め、ネパールの生産者がつくる商品を継続的に輸入販売することで、経済的自立を支援しています。

4.第3世界ショップ

フェアトレードやオーガニックの食品と、伝統工芸や地域に根付く手仕事の文化を大切にしたハンドクラフト品を販売する、株式会社プレス・オールターナティブの輸入・販売部門です。創業者が1985年に北欧でフェアトレードと出会い、翌1986年に日本でフェアトレードを事業とする「第3世界ショップ」を立ち上げた、いわば日本のフェアトレード団体の草分け的存在です。

ちなみに「第三世界」というのは、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの発展途上国の総称のことです。冷戦期に東西の陣営に属さなかった国々のことを「第三極」という意味で呼ぶようになったのがはじまりだそうです。

5.シサム工房

1999年に京都で始まったフェアトレードショップです。代表が学生時代に人権や貧困の問題と出会い、バックパッカーとしてアジア、アフリカを旅し、社会経済的に立場の弱い人たちとよりいい形でつながって生きていきたい、と強い想いを持ったのが始まり。現在は京都、大阪、神戸、東京の吉祥寺に店舗があります。

6.NGOビスタレイ

2015年4月に発生したネパール大震災を機に、ネパールで〈フェアな世界をシェアしよう!〉をコンセプトに設立され、ネパールの山奥で栽培され、豊富なミネラルを含む「自然農珈琲雪男スペシャル」などを販売しています。

元々「makiras」という屋号でナチュラルリネンやオーガニックコットンを使ったハンドメイドアクセサリーパーツなどの装飾手芸用品の企画・輸入・卸販売などをしていたようで、フェアトレードコーヒーの売り上げが、ネパールの被災地支援と就労作業所の設立などに役立てられるようです。

[番外編]グロワーズカップ(GROWER’S CUP)

日本の団体・NGOが販売しているわけではありませんが、ちょっと変わり種のフェアトレードコーヒーもご紹介します。

Grower’s Cup(生産者からの一杯)」という意味が込められ、登山やアウトドアなど、いつでもどこでも簡単にスペシャリティコーヒーが味わえるコーヒーとして、アウトドア愛好家の間で「知る人ぞ知る」アイテムです。

国際フェアトレード認証ラベルのついた商品もありますが、コーヒー豆がどの国で、どの農園の誰が、どのような方法で生産しているかトレースでき、総ての段階で品質管理が徹底された高品質の「スペシャリティコーヒー」を謳っています。

デンマークが販売元で、日本には輸入品として入ってきています。※グロワーズカップについて詳しくはコチラの記事もぜひ。

お気に入りのコーヒーをぜひ見つけてください

10年前に比べると、フェアトレードコーヒーを買えるお店が増えてきました。それでも、近所で買えるお店は限られるため、ぜひネット通販も活用して、お気に入りのフェアトレードコーヒーを探してみてください。

※Amazonや楽天市場以外でも、ネット通販でフェアトレードコーヒーを販売しているところもあるので、そちらもぜひ探してみてください♪