マイク内蔵のBluetoothスピーカー「Anker Soundcore2」はビデオ会議でも使える?

2020/04/20

ノートPCとノートをペンとマウス(Photo AC:himawariinさん)

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、急遽テレワークや在宅勤務へ移行するため、多くの人がWebカメラを買い求め、一時的に品薄状態になったそうです。

市場調査会社のBCNによると、主要家電量販店における2020年2月17日~23日のWebカメラ(USB接続タイプ)の販売台数は前年同週比37.4%増、2月最終週の2月24日~3月1日には同173.7%増と急激に売れ行きが伸びている。

新型コロナでWebカメラ爆売れ、2月最終週は前年比2.7倍 | 日経クロステック(xTECH)

今回のような需要拡大はパンデミック(世界的大流行)によるもので、そうそう起こることではありませんが、急な品切れは不安な気持ちになりますよね。

テレワークに不可欠なビデオ会議用マイク&スピーカー

現在、テレワーク・在宅勤務の必須ツールになりつつある「ビデオ会議」。マイクやカメラで、遠隔でもコミュニケーションがとれる便利なものですが、旧式のPCだと、そもそもマイクやカメラが付いていない!なんてことも・・・。

例え、ノートPCにマイクやカメラが付いていても、感度が悪かったり、聞こえづらかったり、ビデオ会議中にストレスに感じる人も少なくないようです。ビデオ会議用に「Bluetoothスピーカー」の使用を検討された方も多いのではないでしょうか。

ビデオ会議にAnker Soundcore2は使えるか?

ビデオ会議用にWebカメラやマイクが品薄となり、その代替品としてBluetoothスピーカーも使えるのでは?とふと思い、ビデオ会議でテストしてみました。

仕事で音響設備のない30人程度の貸スペースや教室などで団体のイベントや報告会を開催することが多く、持ち運びができるポータブルスピーカーとして「Anker SoundCore2」を職場の予算で購入していました。

Anker SoundCore2」は2018年度Amazonランキング大賞(ポータブルスピーカー部門)でNo.1を受賞した人気モデルで、いろいろなところで紹介されており、製品の特長をご存じの方も多いと思いますが、主な特徴は以下の通り。

  • [軽くて小さい]500mlペットボトルと同じくらいの大きさでより軽い(約414g)
  • [音量も十分]サイズからは想像できないほどの音量を実現
  • [スタミナ豊富]最大24時間の連続再生が可能
  • [水場も安心]IPX7防水対応でお風呂場でも大丈夫
  • [コスパ最高]これだけの機能で5000円未満で買える

前述の用途であれば不足に感じることはなく、コストパフォーマンス十分なBluetoothスピーカーです。しかも、スピーカー機能だけでなく、マイクも内蔵しているため、スマホやノートPCとBluetoothで接続すれば、ハンズフリー通話も可能です。

ビデオ会議で使用できます!

「Anker SoundCore2」をZoom、Skype、Google Meetで使ってみた結果、問題なくビデオ会議を行うことができました。相手の声もクリアに聞こえます。

ビデオ会議でよくある失敗例として、同じ場所で、複数の端末で接続し、お互いのマイク&スピーカーが音を拾ってしまい、ハウリング(キーンという音)を起こしてしまう、という経験をされた方も多いのでないでしょうか。

収音性の高いマイク付きBluetoothスピーカーであれば、1人1台ずつ接続端末を用意する必要はありません。

ただし、収音範囲は広くないようです。スピーカー正面からの音声を主に拾うようで、スピーカーの側面や背面からの声はほとんど相手に届かないようです。3~4人の会議室で、ディスプレイ前に設置したスピーカーに話しかけるようなレイアウトでないと会議は困難でした。

より大人数で使用するときは力不足かも

「Anker SoundCore2」でビデオ会議自体は可能ですが、5人以上が集まる広めの会議室の場合、全員の声を拾うほどの収音性はないようです。大人数でビデオ会議をするなら、会議に特化されたスピーカーフォンでないと難しいでしょう。

2020年2月に販売された「Anker PowerConf」はもちろん、他メーカーから販売されているスピーカーフォンは、企業やチーム単位での需要が急増したためか、緊急事態宣言下の2020年4月現在、どの製品も品薄状態です。

そもそも、新型コロナウイルスの感染防止のため、ソーシャル・ディスタンスや3密を避けるという点で見ると、「Anker SoundCore2」のようなBluetoothスピーカーより、スピーカーフォンの使用が好ましいかもしれませんね。

ビデオ会議でAnker SoundCoreを使うなら

ただし、テレワーク、在宅勤務で一人でビデオ会議に参加するだけなら、「Anker SoundCore2」は十分な性能です。仕方なく複数人で使うときは、

Anker SoundCore2は、BluetoothでスマホやノートPCと接続して、ハンズフリー通話ができますが、旧式のノートPCやデスクトップPCだと接続できない場合もあるため、有線イヤホンジャックもあると使えるシーンが増えます。※ただし、オーディオケーブル接続時は、音声出力しかできないので、ビデオ会議には使えません。

「Anker SoundCore」の持ち運び用のケースも販売されており、スピーカー本体や充電用のUSBケーブル、オーディオケーブルを収納、持ち運びでいるのでとても便利です。

※追記:Anker SoundCore 3も販売されました

「Anker SoundCore 2」の後継機として「Anker SoundCore 3」が販売されましたね。基本的な使い方は変わらず、出力と音質が向上し、USB-Cポートの採⽤など、機能⾯もバージョンアップしたようです。ただし、オーディオケーブルを差し込めるジャックはなくなってしまったようです。

この記事を書いた人
メッスィ~/召田 安宏

1984年生まれ。長野県に多い苗字だけど東京都出身。学生の頃にNGOと出会い、NGOの広報担当を10年以上経験。ボランティアや国際協力に関する話題、広報の仕事に役立つサービスやフリーソフトを調べるのが好き。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。