3/8「国際女性デー」に考える世界の女の子が抱える課題

2014/03/18

3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day=IWD)」です。女性に対する差別撤廃や女性の地位向上を目指した国際的な記念日です。

10万円払えば登録できちゃう!?「記念日」と世界中で認知される「国際デー」

ちなみに、「今日は何の日?」っと検索すると、国民の祝日は当然として、節分や七夕など伝統的な日、「え?そんな記念日あるの!?」っと驚くほどでてきますよね。※「ちょっとそれは無理があるんじゃ・・・」という語呂合わせの記念日も多いですよね(笑)

乱立気味にも思える日本の記念日。実は、日本記念日協会に申請し、審査が通ると認定してもらえるそうです。(登録されたといっても、法的な効力などはないようです)※参考:10万円払えば「オレ様の日」認定!? 毎日が記念日の謎を日本記念日協会に直撃!

「今日は何の日?」と検索すると出てくるこうした「記念日」は、実は日本限定のモノも多いようです。その一方で、国際連合などの国際機関が定めた「国際デー」も数多くあります。問題解決のために世界中の団体・個人に呼びかける「国際デー」のひとつが、3月8日の「国際女性デー」です。

国際女性デーとは

国際女性デーについて紹介されたページをいくつかご紹介します。

連合三重◆3.8国際女性デー

連合三重◆3.8国際女性デー3月8日は、国際女性デーとして世界中の働く女性たちが、集会や街頭行動などを行いながら、「パンとバラ」をシンボルとして、自分たちの賃金や労働条件の向上と女性の尊厳(地位向上)をめざした取り組みをすすめています。(3月8日は女性だけが休日となっている国もあるようです)

国際女性デー(国際女性の日)|日本女性学習財団|キーワード・用語解説

国際女性デー(国際女性の日)20世紀初頭のアメリカにおける女性の社会主義運動に端を発し、女性の選挙権獲得を求めて「女性デー」として集会を行った1909年2月の最終日曜日(28日)が起源とされている。

国際女性デー バラ配布しアピール(茨城新聞)

国際女性デー バラ配布しアピール国際女性デーは1857年、ニューヨークで女性労働者が低賃金と長時間労働の改善を求めて抗議活動をしたのが発端。連合は1996年から、趣旨に賛同し各地でアピール行動を行っている。

いずれのページも、説明の仕方や起源、始まりの年は結構まちまちですが、女性への差別撤廃や女性の社会進出を求める日であることは共通しています。パンやバラがシンボルとされているようです。

国際女性デーに考えたいこと

国際女性デーで訴えかけようとしているテーマは、ジェンダー(社会的・文化的につくられる性別)に関連する偏見や不平等です。

日本では男女雇用機会均等法だとか、女性の社会進出という言葉も耳にしますが、女性管理職や女性議員の全体に対する割合を見ると、う~ん(笑)最近は「女性の活用」という言葉もよく使われている気がします。

「育休3年」女性差別で、男も女も損をする~アベノミクスの「女性活用」って、本気ですか?|東洋経済

「女性活用」なんて、「男性中心」の社会と考え方から生まれてきた言葉ですよね。こういう言葉遣いをされる側は、あまり気持ちが良いものではない~と、オトコの私でも思います。日本国内でのジェンダー差別はもちろん取り組むべき課題のひとつですが、ちょっと外に目を向けてみると、途上国の女性たちは大変な立場にいること多々あります。

世界で根強く残る男尊女卑(男子選好・女子忌避)

「IT産業で経済発展」とか「インド式の九九など高い教育水準」、「踊るマハラジャ(?)」など、ポジティブなイメージも多いインドですが、特に女の子たちが虐げられているケースが多々あります。

なんとかしなきゃ!ジェンダーインドでは息子は価値のある資産としてみなされ、娘は負債だと考えられます。 その背景には結婚時に新婦側から新郎側の実家に支払われる持参金である「ダウリー」があります。

結婚持参金「ダウリー」の他にも、女の子が教育を受けられない理由はたくさんあります。

女の子がコットン畑で働く理由

世界の女の子を取り巻く課題って、山ほどあるんですね。それは「男性中心」の社会・考え方から生じるモノが多く、根深い意識、考え方を変えていかないと、解決しない問題です。

「意識を変える」って、カンタンに見えて、実はとてもむずかしいことなんですよね。一朝一夕で変わるものでもなく、変えるためには地道な取り組みが継続的に必要になります。

「学校を建てる」とか「タブレット端末を無料で配布」とかは、成果がすぐにカタチとして見えますが、「意識」って、「やる気スイッチ」みたいに目に見えませんからね。それでも、一歩ずつ、地道な取り組みを進めることで、少しずつですが、笑顔の子どもたちが増えていきます。

3月8日「国際女性デー」は、ぜひ、世界の女性が直面している課題について知り、課題を乗り越えるために何が必要なのか、ぜひ考えていただけると嬉しいです。

インド・コットン生産地の児童労働