楽天モバイル(MVNO)のドコモ・au回線から楽天回線(Rakuten UN-LIMIT)への移行

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」申込後に届いたSIMカードとスタートガイド

2016年末、大手キャリアから「楽天モバイル」へ乗り換えて以降、ずっと「通話SIM 3.1GBプラン(税込1,760円/月)」を利用し続けてきました。

契約した当時は、格安スマホ(MVNO)の一つとしか考えていなかった楽天モバイルが、いつの間にか「第4のキャリア」となろうと名乗りを上げ、docomo、au、softbankを巻き込んだ値下げ競争を繰り広げているのは、なんとも不思議ですね。

この値下げ合戦、しばらく静観しておりましたが、2021年2月8日末時点での契約申し込み数が250万に達したというニュースを見て、楽天モバイル(MVNO)のドコモ・au回線から、楽天回線(Rakuten UN-LIMIT)への移行することにいたしました。

格安スマホ(MVNO)の旧プランは新規申込停止

これまでドコモ回線・au回線を用いたサービスを提供してまいりましたが、2020年4月8日(水)より楽天回線を用いた携帯キャリアサービスを開始いたします。

スーパーホーダイ」「組み合わせプラン」は、すでに新規申込は締め切られており、過去に契約した人のみが使えるサービスになっています。ちなみに、私は組み合わせプランの「通話SIM 3.1GBプラン」で基本使用料は月々1,600円(税込1,760円)を契約していました。

※楽天モバイルの使用料は、楽天ポイントで支払いができるため、ほぼ全額をポイントで支払っていました。2020年、21,000円程度の通話料・使用料が請求されましたが、そのうち約15,000円分をポイントで支払っていたため、実質、年間の支払額は7,000円未満でした。

「スーパーホーダイ」や「組み合わせプラン」のサービスがいつまで提供されるか分からず、Rakuten UN-LIMITの「1年間無料キャンペーン」もいつ終了するかわからないため、この度、移行を決断しました。

※「1年間無料キャンペーン」は2021年4月7日に終了すると発表されました。

旧プランとRakuten UN-LIMITの違い

Rakuten UN-LIMITの申込後、1年間無料になる点はもちろんメリットですが、2年目以降の支出がどうなるか心配という方も多いはず。回線エリアやどれだけ通信するかによって変わりますが、「Rakuten UN-LIMIT V」のままだったら、旧プランを使い続けた方が安い、という方も多かったはず。

大手携帯3社による格安プラン発表後、楽天モバイルも新たに「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」を発表しました。それまでのは「Rakuten UN-LIMIT V」は「どれだけ使っても2,980円=定額」だったため、楽天モバイル(MVNO)でデータ使用料が少ない人は支払額が増えてしまう可能性がありました。

新たに発表された「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は「毎月、使った分だけお支払い」に変わりました。私が契約していたMVMOの3.1GBのプランは、月額1,760円+α(通話料など)でしたが、Rakuten UN-LIMIT Ⅵは、同じ3GB以内なら月額1,078円、3GB以上・20GB未満でも2,178円と、同程度のデータ使用料であれば料金が安くなるか、増えたとしても「キモチ、増えたかな」程度です。

対応機種を持っていたら移行は簡単

幸い、私と妻が使っている機種は幸い2019年と2020年に購入した「HUAWEI P30 lite」と「SHARP AQUOS sense4 lite」で、比較的新しい機種だったため、Rakuten UN-LIMITの対応機種となっていました。

Rakuten UN-LIMITに申し込んだ結果、数日後にSIMカードが届きました。元のSIMカードから新しいSIMカードに移し替えてから、しばらく時間が経ったら、無事に回線につながりました。※しっかり、ポイントがもらえる以下の条件も満たしました。

一緒に「楽天ひかり」に申し込むとさらにお得

在宅ワークが増え、自宅インターネットの回線速度が気になって契約やプランを見直した、という方も多いのではないでしょうか。

2021年現在、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」に合わせて「楽天ひかり」も申込・契約が完了すると、さらにお得になる楽天ひかりUN-LIMITキャンペーンが提供されています。

私は、2020年3月~4月の緊急事態宣言以降、混雑時の回線速度の低下が顕著だったため、IPv6対応で、楽天SPU!の対象でもある「楽天ひかり」に乗り換えました。※もう少し早く、キャンペーンやってくれたらよかったのに!とも思いましたが(笑)

そもそも「第4のキャリア」とは言われていますが、大手3社の契約者数は4000万~8000万と、Rakuten UN-LIMITキャンペーンの300万と比べると、単位が一桁違います。

2019年12月末時点における各社の累計契約数は、NTTドコモが7967.0万(前四半期比46.7万増)、KDDIが5809.3万(同81.4万増)、ソフトバンクが4518.4万(同39.4万増)となった。

「各社とも純増」ながら、三者三様の状況となった契約数 – ケータイ Watch

勝ち目がないような差ですが、無料キャンペーンなどあの手この手を使って立ち向かう姿から、ジャイアントキリングがあるんじゃないかと、感じてしまいます。

何はともあれ、せっかくの機会ですので、通信料を安くしたいと思っている方は「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。