被災地へ向かう前に

「被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~」というタイトルのブログが話題になりましたね。(※オリジナル記事は閉鎖されているようですが検索すると内容が転載された記事もチラホラ見かけられます)

阪神淡路大震災の経験を踏まえ、個人での無計画なボランティア参加の自粛が各メディアでも呼びかけられています。 

会社の「ボランティア休暇制度」を活用して、会社単位で被災地でボランティアをする様子が取り上げていたり、名古屋市が職員54人を陸前高田市へ1年間派遣することを決定というニュースもありました。

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市の行政機能を丸ごとバックアップするため、名古屋市は職員54人を約1年間派遣すると20日発表した。被災自治体の行政を中長期的に支援するのは全国初という。(出所:毎日新聞 4月21日(木))

うまく休みを取れば10連休になるゴールデンウィークを利用して、多くの人が被災地でのボランティアに参加する見込みです。大学でも、ボランティア活動への参加を単位に認定する動きもあり、今後に被災地に向かう人が増えてくるはず。

被災地でのボランティア活動に参加する、でもその前に!
ぜひ最低限の下調べと、ボランティアに臨む心構えをしてからでも遅くはありません!

ボランティアに参加する心構え

日本のNPOが連携して立ち上げた「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)」のサイトをぜひご覧ください。(以下、一部抜粋)

いま、『東日本大震災支援全国ネットワーク』では、多くのボランティアの方々に、速やかかつ安全に現地入りしていただき、現地の方にご負担をかけずに、各団体で連携しながら有効な活動が展開できるような環境づくりに取り組んでいます。
具体的には、関係省庁・各機関と連絡会を開催するなどボランティア活動を支える制度的な支援、活動団体同士の情報交換の場(メーリングリスト等)の提供、現地での活動情報の集約と発信、活動にあたってのガイドラインの提案などを行っています。
このように、私たちネットワークでは、被災地それぞれの特質を十分に踏まえつつ、各団体の活動によって得られた知識や情報を共有化することによって、早期にこの課題を克服できればと考えています。そして、更に多くの方々の参画を求めています。(引用元:東日本大震災支援全国ネットワーク

同じく、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)のサイトでは、「支援状況マップ」も公開されています。各NPOがどの地域で、どんな活動をしているのか、どこでボランティアを募集しているかなどの情報を共有しあってます。

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相手のためにボランティアに参加する

今朝、仙台出身の事務局長が見てきた被災地の状況を教えてもらいました。

話を聞くだけでも、大変な状況だと分かります。
自分の目で見れば、さらにいろいろなことを思うのだろう。

また、東北の人たちは「わたしよりもっと大変な人がいるし、わたしは大丈夫です」という人が多いらしい。

津波ですべて流されたとしても、生まれ育った街を出たくないという人の気持ちもある。突然、大挙して訪れる外からの人に不満を募らせている人もいるらしい。

いま「なにかしたい!」っと、誰もが思っています。
でも「誰のための復興支援なのか」を考えることも大切だと思います。

この記事を書いた人
メッスィ~/召田 安宏

1984年生まれ。長野県に多い苗字だけど東京都出身。学生の頃にNGOと出会い、NGOの広報担当を10年以上経験。ボランティアや国際協力に関する話題、広報の仕事に役立つサービスやフリーソフトを調べるのが好き。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。