セミナー男、今日もゆく。

ゼミの先輩がやっている『NPO就職支援プラスエス』という団体の「不安解消!!就活スタートセミナー(無料)」に参加。

就活セミナーは市ヶ谷の「学生援護会」本社ビルにて行われました。「何じゃこりゃ!」ってくらいでかくて豪華。こんなモノあったんだ・・・。

各大学の内定を決めた4年生がチームを組んで、後輩のために支援をしていくのがこの団体の活動みたいです。その一環として今回、就活に関する不安を払拭する目的で「グループワーク」の実践と「ファッションショー」が行われました。

参加者はこれから就活をはじめる大学3年生。7班に別れ、6〜7人で机を囲みグループワークを行った。グループワークとは「あるテーマについて議論したものを発表」したり、「複数の項目に優先順位をつけてその理由を発表」したりする就活の面接でよく使われる手法である。

今回は「自己分析」「企業分析」「業界分析」「筆記試験対策」「OB・OG訪問」「企業説明会」「エントリー」の7項目を就職活動を通じて、どの項目から優先して実施するかを班で話し合い、発表するグループワークを行った。

各班に2名づつ助言役・アドバイス役としてのファシリテーターがつき、議論の進行はすべて参加者によって行われた。「OB・OG訪問はあとでもいいよ」とか「企業分析より業界分析のほうが先だよ」などの意見が飛び交い、「筆記試験」の時期について意見が分かれたりとさまざまな意見が出た。

この時期からセミナーに参加する人たちだけあって、積極的に次から次へと意見が出てくる。あっという間に時間がすぎ、議論した内容を2分半で発表する。見事な連携プレイで時間内に発表できた。

今回のグループワークの目的は、グループワークとはどんなものかを知ってもらうことにあった。グループワーク後にファシリテーターの人たちが話し合いを進める上でのアドバイスなどを今回のワークに照らし合わせながら解説してくれた。今回は誰も時間を計る人がいなかったが、本番では時間厳守。タイムキーパーが重要になり、書記、進行役も必要になる。大きく書き出した紙をみんなでシェアしたり、定義を決めたり、グループで話し合うコツを伝授してもらった。

その後、実際に就活戦線を勝ち残った先輩方によるファッションショーが行われた。まぁ、リクルートスーツのファッションショーなんだが・・・。微妙な盛り上がり(?)で幕を閉じた。

このセミナーを開催するにあたり、二ヶ月ほど前から週一でミーティングを開いていたそうだ。大学の垣根を超えての活動だが、それぞれがやりがい・熱意を持っているから実行できたと誇らしく語っている姿に感銘を受けた。