世界の有名人が児童労働にNO!「レッドカードアクション」まとめ

約2ヶ月間、ブログを更新できずスミマセン。実は、私が所属するACE(エース)をはじめ、児童労働に取り組む団体が一年でもっとも世間に、世界にアピールできる日、6月12日「児童労働反対世界デー(World Day against Child Labour)」に合わせキャンペーンの実施準備でなかなか時間が取れなかったからです。

エシカルファッションカレッジやったり、チャリティフットサル大会やったり、著名人へのチャリティオークションの協力依頼、新たに「そのこ」の未来キャンペーンの開始、映画『バレンタイン一揆』の無料上映キャンペーン大学の同窓会でBBQやったり、実家がいつの間にか引っ越してたり( ^ω^)・・・※後半2つは関係ない。

そんな6月12日に合わせて、実は世界でも大きなキャンペーンが行われていたんです。その名も「Red Card to child labour campaign」です。(※日本では「レッドカードアクション」と呼んでます)

日本のレッドカードアクション

2014年の「児童労働反対世界デー(6/12」はなんと、FIFAサッカーワールドカップ ブラジル大会2014の開幕日だったんですね。

世界中の人たちが注目するサッカーワールドカップ開催に合わせて、「児童労働は即刻退場させるべきだ!」という児童労働に反対する意思表明として「児童労働にレッドカード!」と掲げるキャンペーンが世界規模で行われています。

ブラジルのリオデジャネイロでは、ビーチに1000人以上が集まり、子どもらしさの象徴であり、「児童労働反対」の意味がこめられた風車を作りました。

この他にも、世界中でさまざまアクションが行われ、多くの人が参加している様子がハッシュタグ「#redcard」がつけられて発信されているので、代表的なものを選んでまとめてみました。 

世界のセレブ・有名人も参加する「レッドカードアクション」

まずはビックリなのが、多くのオリジナルミュージックビデオが作られている「Happy」でお馴染みのグラミー賞受賞歌手ファレル・ウィリアムスが参加して、児童労働反対ソングが作られています!

グラミー賞にノミネートされたインキュバスのギタリスト、マイク・アインジガーと国際的に有名なバイオリニストのアン・マリー・シンプソンが児童労働の現実に触発されて作った新曲『’Til Everyone Can See(皆が目を開くまで)』がミュージックビデオと共に発表されます。映画『アメイジング・スパイダーマン2』のサウンドトラックで一緒に仕事をしたアカデミー賞受賞映画音楽作曲家のハンス・ジマーも、グラミー賞受賞歌手/音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムスやブリンク182のドラマー、トラヴィス・バーカーなどに協力を呼びかけてこの取り組みを支援しています。このプロジェクトには他に、人身取引の被害者としてこの問題をなくすために活動しているミン・ダン、作曲家のドミニク・ルイス、R&B/ポップ・アーティストのLIZも参加しています。※国際労働機関プレスリリース(2014年6月5日)より

※この曲はILOのサイトから無料でダウンロードできます。

この他にも、2013年に公開された動画ですが、イギリスの俳優・映画監督のティム・ロスが出演している動画には、「銀河系軍団」という名前が流行った頃のレアル・マドリードの選手たちもレッドカードをあげていたり、"王様"ペレなど、そうそうたるメンバーがキャンペーンに参加していることがわかります。

 

この他にも、参加している世界中のセレブ・有名人をピックアップ♪

「ドルチェ&ガッバーナ」の看板モデル、デビッド・ギャンディ

世界の「セクシー男性100」?にもランクしているモデル。
デビッド・ギャンディが今年度「国際女性デー」のパネリストに抜擢される

イギリスの女優・ファッションモデル、シエンナ・ギロリー

『バイオハザードII アポカリプス(2004)』のジル・バレンタイン役など。
【Sienna Guillory】シエンナ・ギロリー♡画像まとめ|NAVERまとめ

あのアウンサンスーチーさんも

世界的な有名人、ローマ法王も!?

え!? もしかして、あの人も!!

もちろんご本人ではなく、イオン幕張新都心店でのパブリックビューイングでMCを担当されたヴォーカルグループVOXRAYのMC担当 鈴木理さん(@VOXRAY_Muzzi)ですww ※写真だけ見た人に「ちょっと、惜しい感じ」と言われましたが、遠くから見ると、雰囲気はまさに長友!

有名人以外(ナイスアイディアなレッドカード)

有名人以外で「児童労働にレッドカード!」のメッセージが伝わる写真や画像もたくさんアップされているので、ピックアップ!

ユニセフ:インフォグラフィック

FairTradeUSA

ユニセフ ニュージランド

日本でも「児童労働にレッドカード!」

日本ではハッシュタグ「#STOPCL」をつけて投稿

日本では、ILO駐日事務所や児童労働ネットワークが協力して、#STOPCL(=STOP Child Labourの略)をつけての投稿が呼びかけられています。

城西大学で

元サッカー日本代表の柳本啓成さんやミスターエスパルスの沢登正朗さんも

「レッドカードアクション」への参加方法

この世界的キャンペーンへの参加方法は簡単です♪ハッシュタグ #STOPCL をつければ、日本のキャンペーンに、ハッシュタグ #redcard をつければ、グローバルなキャンペーンに参加できます。

掲げるのに必要な「レッドカード!」は、児童労働ネットワークのウェブサイトからダウンロード可能。(児童労働ネットワーク|レッドカードアクション

4年に1度のワールドカップ。勝敗で一喜一憂するのはもちろん楽しいけど、サッカーという世界中で愛されているスポーツを通じて、世界に1億6,800万人いる「児童労働」をしている子どもたちのことも、ちょっとだけいいので考えていただけると幸いです。

「レッドカードあげるだけでは、問題は解決しない」という見方もありますが、レッドカードを挙げることで、ぜんぜん「児童労働」のことを知らなかった人も興味を持ってくれる。興味を持つこと、問題を知ることは、問題解決のための「はじめの一歩」です。

グローバルキャンペーンの様子は Twitterで #redcard をつけて検索!

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