お寺で小学生にワークショップ in 富士吉田
富士吉田市にある正福寺さんで、春休み中の小学生を対象にしたワークショップをやらせていただきました。正福寺の住職、遠山さんはアーユス仏教国際協力ネットワークの理事をされていて、アーユスの全国キャラバンで2012年の夏にワークショップを依頼いただいたのがご縁です。
前回の様子は、ワークショップに駆けつけてくださった同じくアーユスの千葉県松戸市にある天真寺さんのブログをご覧ください♪
おいしいチョコレートの真実 – 天真寺日記
前回実施したワークショップの参加者は、檀家さんが中心でしたが、今回は春休みに突入した小学生たちが相手です(笑)どんなワークショップになるかワクワクしてたら、幸先よく(?)、大月駅で乗り換えた富士急行線では、トーマス電車に乗ることができました♪ チョコっとラッキー?
※「きかんしゃトーマス」は、小さい頃よくテレビで観ていた気がするけど、名前が思い出せず・・・。Facebookでつぶやいたら、いたずら好きの「ビル」と「ベン」だと、ACEの理事が教えてくれました(笑)
サッカーボールとチョコレート
え~、そんなこんなで富士吉田に到着しました、片道約3時間かけて(笑)今回は小学生向けということで、子どもたちが大好きな「サッカーボールとチョコレート」をテーマに世界の子どもたちのことについて考えました。
いや~お寺って広いですね~♪
十八番(オハコ)の「部屋の四隅」を使ってのアイスブレーキングクイズは、こんな感じ♪「サッカーボールは何枚のパネルでできているでしょうか?」とか、「日本がカカオ豆を一番たくさん買っている国はどこ?」などの問題を出題。サッカーボールやカカオの知識をクイズで深めながら、自分たちと年の変わらない子どもたちが、サッカーボールやカカオづくりをしてることを伝えていきます。
サッカーボール縫い体験に悪戦苦闘
実際に子どもたちがサッカーボールを縫っている映像も見てもらいました。クイズのときは、とても楽しく盛り上がっていた子どもたちも、シーンっと。。。そして、実際にサッカーボール縫いを体験してもらいました。
ACEが貸し出ししている教材「サッカーボール縫い体験キット」を使って、代表者、3人ぐらいにやってもらいましたが(笑)
小学生たちは大苦戦!(いつものことですがww)
裁縫もやったことない子どもたち。針を持つ手も危なっかしい。
ワークショップは毎回毎回勉強です
最近、小学生向けにワークショップする機会が多くあります。もう、毎回毎回が勉強ですね。「フェアトレード」という言葉をどう説明すれば、イメージを持ってもらえるのかとか、子どもたちを飽きさせないプログラムにするには、っといつも考えさせられます。今回は地域の子どもたちが参加して、学年もまちまちだったので、ワークショップで勉強した学びをみんなでディスカッションは、ちょっと・・・。
そんなときに最近よく使うのが、「壁新聞づくり」です。(※2年前、夏休みに親子向けワークショップをやったときに考えました)クイズや映像の中で紹介したキーワードや数字を新聞の空欄部分に記入して、勉強したことを思い出しつつ、振り返ってもらうモノです。→壁新聞を持ち帰れば、お父さんやお母さんにも今日勉強したことを紹介することができます♪でも、まだまだ「壁新聞」も改良が必要ですね。今回も小学4年生はまだ収入の「収」を習っていないので読めないということがわかりました。ワークショップは、毎回毎回が勉強です。
子どもたちの個性を大切に育てていくこと
今回、学校ではなく「お寺」という、ある意味、解放された場で子どもたちと触れ合うことで見えてくることがありました。すぐに「無理ー!」とか「分からなーい!」と言う子もいれば、弟、妹の面倒を見ながら、もくもくと記入していく子もいました。他の友だちがワークショップに参加している中、壁新聞など、資料を配るときに率先して配布を手伝ってくれる子がいたり。。。
住職の遠山さんは、「あの子はこういう子なんですよ」とか「目立ちたがりのくせに、ちょっとからかうと顔を真っ赤になるんですよ」など、子どもたちひとりひとりの個性や特徴を教えて下さいました。お寺が地域にしっかり根付いていることを実感。お土産には、お寺の近所(むしろ隣!?)にある製麺所からいただいたという「ほうとう」や、地域の作業所のみなさんが作ってくださったクッキーをいただきました♪
また小学生向けにワークショップやりたいな~♪もちろんお寺のワークショップも♪