α6000の内蔵フラッシュでのバウンス撮影
前々から欲しかったSONYのミラーレス一眼カメラ「α6000(ILCE-6000)」ゲットしました!
早速、ゲットする前から試したかった「バウンス撮影」をテストしてみました♪
バウンス撮影とは
フラッシュ光を被写体に直接あてずに、部屋の天井や壁に向けて発光させるバウンス撮影。被写体の背後に強い影がでることを防げるので、自然な印象の写真を撮るのに有効です。(via: 「フラッシュ」を使いこなそう | アクセサリーを活用しよう! | もっとαを楽しむ | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー)
普通のコンパクトデジカメはフラッシュがカメラ本体に一体化していて向きを変えられませんが、α6000は内蔵フラッシュの根本が可動するので、指で抑えることでフラッシュを天井に向けて発光させることができます。(ちょっぴり指つりそうになるけどww)
バウンス撮影しないとケラレる?
α6000の内蔵フラッシュはボディよりも前に出るため、レンズ本体がフラッシュ光を遮ってしまい影が写ってしまう「ケラレ」が発生しにくいのが特徴なんですが・・・。
SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z を装着すると、見事にケラレます(笑) ※内臓フラッシュは小さい標準ズームレンズ用に設計されてるからかな。
でも、フラッシュを指で上向きに変えて「バウンス撮影」すると、ケラレることなくしっかり撮影できます。
スマホのフラッシュ撮影と比較
スマホのXPERIA A(SO-04E)でフラッシュを発光させて撮影するとこんな感じ。画面の手前にフラッシュ光が集中しているのがわかります。(撮影アイテム:サンワダイレクト ワイヤレスプレゼンター 200-LPP009 )
α6000でバウンス撮影すると、画面全体に光が届いて自然な色合いで写りました。
※「スマホやコンデジでいいんじゃないの?」と言われることもあるけど、拙い腕をカメラの性能が充分に補ってくれそうです。
ノーフラッシュ撮影とバウンス撮影を比較してみた
前述の通り、α6000にSEL1670Zを装着すると通常フラッシュでもケラレるので、ノーフラッシュ撮影とバウンス撮影を比較してみました。
- 使用カメラ:SONY α6000 + SEL1670Z
- 撮影場所:屋内
- 光源:天井の蛍光灯のみ
- Aモード(絞り優先オート)
- ISO感度AUTO
- 露出補正なし (つまり、ほとんどオートw)
まずは、ノーフラッシュで撮影してみた「マザーハウス 2 レイヤー スリム PC ケース」はこんな感じ。
バウンス撮影した写真がコチラ。
ノーフラッシュ撮影とバウンス撮影の違いがより分かるように、Photoshopで加工した画像も用意してみました。
1枚目:ノーフラッシュ撮影+画像加工
屋内でフラッシュなしだと、色味が変ですね。
2枚目:1枚目のノーフラッシュ画像をPhotoshopで加工
色味を調整しましたが、なんだかくすんだ赤になってしまいました。
(Photoshopで加工:自動カラー補正、自動レベル補正、カラーバランス+40、明るさ+30)
3枚目:バウンス撮影画像
極端に緑っぽかった写真もPhotoshopで加工すればある程度実物の色合いに近づきますが、バウンス撮影の方が自然な感じですね。食べ物じゃいないけど、バウンス撮影した方がおいしそうに見える(笑)
手元に食べ物がなかったので、代わりにお花を撮影してみてました。
やはり、バウンス撮影させた方が色合いが鮮やかですね。
ノーフレッシュ撮影の場合、蛍光灯(昼白色)の色みが強くでます。α6000でバウンス撮影すると暖かみのあるおちついた電球色になる感じですね。
フラッシュ撮影すると光が強すぎて不自然な写りになるので、いままであまり使ってませんでした。でも、バウンス撮影ならこんなにも自然な色合いで撮影ができるんですね。
今回は狭い部屋で小さなモノを撮影するだけだったので、外部フラッシュがなくても内蔵フラッシュでのバウンス撮影で光量は充分でした。ですが、講演会やイベントなど広くて少し暗い屋内で撮影すると、やはり光量が足らないように感じます。
SONYからも外部フラッシュは販売されていますが「NISSIN JAPAN i40」の評判が良いみたいです。
ひとまず、内蔵フラッシュを使って気軽にバウンス撮影ができるのは、α6000のメリットの一つですね。フラッシュをおさえると、指がつりそうになるのは慣れれば改善されるはずです(笑)