ホワイトバンド

今日は個人的なホワイトバンドに対する想いを書いてみます。
学園祭で『ホワイトバンドの紹介をしよう』という企画があります。
色々なサイトを調べました。そして、自分なりに考えました。
ホワイトバンド”とはなんなのかを・・・・。


 なぜこんなに叩かれているんだ?そこがもっとも疑問な点です。確かに、使用意図が不明瞭で様々な疑惑があるからとはいえ、なぜここまで叩かれる?赤い羽根募金・24時間テレビの募金などはなぜ叩かれないのになぜホワイトバンドは叩かれるの?NGOがやっているから?企業がPR活動をして私服を肥やしているから?

 ホワイトバンドのことをネットで色々調べてた。圧倒的にホワイトバンド批判の情報が多い。肯定派・賛同派としては反論の余地がない。お金の流れ、モノの流れ、目的や主催団体側の言い分が不明瞭であることは確かだ。

 むしろ、ここまで世間の関心が高いことに注目すべきではないか。チャリティーに対し、高い猜疑心を抱くこの国民性を。このように不明瞭な金の流れなどに疑問を持った人々がここまで調べて批判するなんていままでにあっただろうか?

そういったことが、今必要なのではないか。いままで無関心だった人が世界の貧困に目を向ける。たったそれだけのこと。でも、それは重要なことだと思う。

 ただ、NGOは嫌いだとか偽善といって批判するだけの人が多いのも確かだ。そういった人たちに聞きたい。批判をしましたが、あなたはこれに変わる良いアイディアがあるのですか?世界の貧困のために何かやっていますか?

 貧困のために自分ができることってなんだろう?わからない。じゃあ何もやらない。これでは何も変わらない。今、インターネットというIT技術の発達により様々な情報が瞬時にほしいものだけ手に入れられるようになった。テレビのような一方的な情報の垂れ流しとは違う、主体的に情報を探す時代になった。

 しかし、その情報が正しいかを判断するのは情報を手にする人次第。情報が溢れかえっているこの世の中を生き抜くため、嘘の情報に惑わされないために「曇りなき眼(まなこ)」で見定める必要がある。

 ボクは法律で禁止されても(ちょっとオーバーかな)ホワイトバンドを身につけて世界の貧困のことを考え続けようと思う。そして伝え続けようと思う。自分の見てきたこと、自分の知っていることを。ホワイトバンドを身につけて貧困を「知り」、何かできないか「考え」、自分ができる「行動」を続けていこう。なんか、ホワイトバンドって“開発教育”っぽいな(笑)

 それにさ。かっこ悪いじゃん。よく調べもしないで「貧しい人のために」って募金のつもりで買ったのに「募金」じゃないと知ったとたんつけるやめるなんて。このまま何もしないで終わっちゃうなんて“粋”じゃないし,“ダサい”じゃん