KINGSOFTの無料セキュリティソフトをインストールすると世界の子どもにワクチンが

2009/05/04

インターネットが発達し、暮らしは便利で快適になりましたが、同時にさまざまなセキュリティリスクにさらされるようになりました。最近は、Webサイトの閲覧やメールの送受信を通じて、システムの脆弱性を突いた攻撃や個人情報の取得を狙うウイルスなど、その手法もさまざまです。

そんなセキュリティリスクから自分のパソコンを守るため、さまざまな「セキュリティソフト」が登場しています。

例えば、シマンテック社の「Norton(ノートン)」やトレンドマイクロ社の「ウイルスバスター」などが有名ですよね。他にも、第三者機関の評価が高い「Kaspersky(カスペルスキー)」のソフトも人気です。

セキュリティソフトは、パソコン環境や他ソフトとの相性などで、うまく動作しない場合もあります。そのため、期間限定で使用できる無料で試供版を提供されていることもありますが、基本的には有料ソフトがほとんどです。

ソフトやライセンスを購入して使用するセキュリティソフトが多い中、少し変わった形で無料で提供しているセキュリティソフトがあります。

ソフトをインストールすると世界の子どもにワクチンが

2005年に設立したIT企業のキングソフトは自社製品のセキュリティソフトがインストールされる毎に、世界の子どもたちのためのワクチン費用を特定非営利活動法人世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)へ寄付するキャンペーンを行っていました。

KINGSOFT InternetSecurity U 無料セキュリティソフトインストールキャンペーン

キングソフトのセキュリティソフトがもつ「ウイルスを駆除しPCを守る」というコンセプトと、JCVが提唱するコンセプト「ともにウイルスから守り安心・安全な環境を提供する」という同一の概念をもつことから、キングソフトはJCVの活動に賛同し、今回のキャンペーンに至ったという。

キングソフトとJCV、子どもにワクチンを提供するキャンペーン – BCN+R

企業による寄付「コーズリレーテッドマーケティング(CRM)」

このキングソフトによるワクチン提供キャンペーンは、コーズリレーテッドマーケティング(CRM)の一つと言えるかもしれません。

コーズリレーテッドマーケティング(CRM)とは、製品の売上で得た利益の一部を、社会に貢献する事業を行っているNPO/NGOなどへ寄付し、売上の増加を目指す手法のことです。対象製品を「寄付つき商品」と呼んだり、「販売促進のためのPR手法だ」と言われることもありますが、CRMも企業活動を通じた社会貢献活動の一つと言えます。

ちなみに、ワクチンの寄付キャンペーンは終了していますが、キングソフトのセキュリティソフトは現在も無料で提供されています。

KINGSOFT Internet Security

無料でソフトを使うためには、ブラウザのホームページ(起動して最初に表示されるページの)をキングソフトが提供するウェブページに設定しておく必要がありますが、有料版と同じセキュリティを得られます。どうしてもセキュリティソフトにはお金をかけられないという都合がある方にはオススメです。

その他のセキュリティソフト

私も学生時代、無料のセキュリティソフトを利用していた頃もありました。ですが、無料のセキュリティソフトは有料のものに比べると機能が劣っていることもあります。セキュリティリスクが多様化している今、できるだけ高性能なセキュリティソフトを導入しておくことをオススメします。

ESET(イーセット)インターネットセキュリティ

動作が軽快で、古いパソコンやスペックが低いパソコンに使いたいという方にオススメなセキュリティソフトです。未知のウイルスに対する検出力が高いのも特徴。

ZERO ウイルスセキュリティ

1年または3年ごとの継続費用が掛かる、いわゆるサブスクリプション型のセキュリティソフトが多い中、ソースネクストのZEROは更新料が0円です。初期費用はかかりますが、普段あまりパソコンを使わない方で、費用を抑えたい方向けかも。

ZERO スーパーセキュリティ

ZERO ウイルスセキュリティより、マルウェア検出率が高いソフトです。

よりパソコンを安全に使用したい場合は、有料セキュリティソフトの導入をぜひご検討ください。

この記事を書いた人
メッスィ~/召田 安宏

1984年生まれ。長野県に多い苗字だけど東京都出身。学生の頃にNGOと出会い、NGOの広報担当を10年以上経験。ボランティアや国際協力に関する話題、広報の仕事に役立つサービスやフリーソフトを調べるのが好き。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。