ワークショップの報告♪

一日遅れですが、DEAR-YOUTHで行われたワークショップの報告です。

DEAR-YOUTHとは・・・・
「開発教育協会(DEAR)」内にある学生主体のボランティアチームです。主にワークショップの実施やアシスタント、ワークショップの作成やファシリテートの練習などをやっています(やっているはず)。

DEAR-YOUTHが出来てはや2年。今年も代表および三役が交代し、新しいスタートを切りました。このワークショップは新しいユースの船出ともいえるでしょう。


 今回のワークショップはグローバルフェスタで新たにユースに興味を持ってくれた人たちに、ワークショップを体験してもらう目的で実施しました。

 ワークショップの名前は『まちづくりワークショップ』。ユースオリジナルです。一年くらいかけて作りました。簡単に言うと、普段住んでいる「まち」には色々な人がいて、いろいろなことがあるってことを知り、考えるものです。

 参加者は約15人。うち、拓大生4名(驚)。やはり世界は狭い・・・・。

 詳しくはまた後日(いったい何回このフレーズ使ったことやら)。でも、少しだけでも報告を。

 簡単な流れを説明しますと、

①個人の「まち」に対するイメージの分かち合い(部屋の四隅)
②「まち」の人になりきって、おしゃべりタイム(ロールプレイング)
③色んな人の意見を共有し、よりよい「まち」について考える(ディスカッション?)

ってな感じです。

 ロールプレイングは役割カードをひとりひとりに手渡し、その時間の間だけ役割カードに書かれた設定の人を演じるゲームです。その人がどんな人で、どんな背景があるのが考えながら演じることが重要です。

 ロールプレイの役は架空の場合もありますが、今回の役は実際に存在する人たちです。ユースのメンバーひとりひとりが身近な人にインタビューして集めてきました。ホームレスの人もいればバリバリの会社員もいる。学生もいれば、元ヤンキー、妊婦、知的障害者などなど。とても現実度の高いワークショップとなりました。

 ワークショップは毎回毎回違う結果が導き出されます。ワークショップ(もしくは開発教育)の答えは一つではありません。どれが正しいのか、なにが間違っているのかなんてわかりません。ただ、ワークショップを通じて感じたこと、思ったことをこれからの生活に取り入れて、生かしていければいいんです。

 このワークショップを通じて、「まち」には様々な可能性が眠っていることに気付き、じゃあ自分は何ができるのか考え、そして行動してもらえたら幸いです。

 DEAR-YOUTHでは、このようなワークショップを作ったり、実施したりします。少しでも興味が湧いてきた方、是非ご連絡ください。常時、ユースは開放しております(笑)