約束

現在、「論文の書き方」という授業を取っています。

この授業では毎回400字程度の文章を提出するのが課題。
教授がチェックし、それを授業中にアドバイスをくれる形式だ。

毎回テーマが興味深くて、楽しい。

初回のテーマは「約束」について文章を書いてくるという課題でした。
(そんな感じで、自分の書いた文章はコチラ)

約束

日常生活の中で我々が意識していない"約束"がある。時としてそれは我々の日常を左右する。
毎日、多くの人が利用する鉄道やバスなどの公共交通機関。運賃を支払い、その料金分だけ運んでくれる。
普段意識していないが、運賃分だけ輸送するという"約束"が暗黙の了解で取り交わされている。

日常の一部に組み込まれた"約束"は時として"常識"として扱われることがある。
私が通学に利用している中央線ではよく電車が遅れる。
電車が遅れるとその後の予定に支障をきたし、時には今後の人生を左右することもあるかもしれない。
我々は時刻表通りに電車が来ることを当たり前と思っている。
しかし、そこまで公共交通機関は"約束"していない。両者の間に存在する"約束"は運賃分の輸送だけだ。

約束は時に一方的に解釈される。普段意識しない日常にも約束は存在し、誤って解釈されているかもしれない。

っと、いう感じです。

この文章は元々「です・ます調」でしたが、響きが軽い、っということで「である調」に修正してもらいました。
このような文章では「である」を心がけるべき、とのことです。

※ブログでは書き手も読み手も読みやすい「です・ます」でがんばります(^^)