APICインターン(6)開発教育実践
今日、一週間前から準備していた開発教育を実践した。疲れた・・・。大学生に、それも留学生も含めたインテリ集団に実施するのはしんどい。
かなり入念にプランを立て、シュミレーションを繰り返した。描いていたことをしっかり実践できたはずである。しかし、不完全燃焼の感も否めない。
グループ内で意見交換する時間や分かち合いの時間が取れなかったという反省点のせいかもしれないが、何か言葉にできない不満が残るものとなった。
大学生にもなると、自分の意見に確固たる信念や裏づけを持っている。それが大人なのだが、悪い言い方をすると柔軟性に欠けているのではないだろうか。「自由に作成してください」と作業にとりくんでもらったのだが、こちらが一つの例として出したものをそっくりそのままコピーしてくれた。
こちらの伝え方が悪かったのかもしれないが、こちらの思惑になかなか乗ってくれない。さらに火付きが悪いようにも感じた。なかなか作業に取り掛かろうとしないし、携帯を取り出しいじくりはじめる者さえいた。
ぼくと一緒にインターンをしている相方は、一週間前に開発教育がどんなものか知ったばかりである。それでもこの日に向け一生懸命勉強し、人前で実践できるようにしてきた。多少ぎこちないのは当然である。なのに、ちょっとした言葉の言い回しが変だっただけで、小ばかにするような笑い声が聞こえる。場を盛り上げる為にリアクションしてくれたのかもしれないが、僕には格下の者を嘲り笑うように聞こえた。
自分自身が未熟者である事実を相手のせいにしている様に聞こえるかもしれないが、少なくとも私はそう感じた。
うまく使われたとも感じた。こちらは時間と会議室というスペースを提供し、開発教育に関する知識も資料も提供した。しかし、飲食禁止のスペースにも関わらず問答無用でおにぎりをほお張る。こちらが用意した資料を何事もなかったかのように会場に置き去り。おみやげも散らかしっぱなしで帰っていく。最後に机の整理に協力してくれた人もいたが、どうも腹の虫が収まらん。
一週間かけたのに、これでは後味がまずい。それが僕の実力なのかもしれないが、苦い。苦すぎるよ。