ミャンマー・サイクロン支援寄付先団体情報
2008年5月3日未明、大型サイクロンがミャンマー南部を直撃しました。
被害状況の把握には困難を極めていますが「死者数が10万人を超えた」という報道もあります。
国連は9日、ミャンマーの大型サイクロン「ナルギス」の被害支援に関する緊急協議を開いた。この中で国連は、死者数が「6万3000〜10万人、それ以上になる可能性もある」と報告。今後半年で人道支援のために必要な費用を1億8730万ドル(約196億円)と試算し各国に支援を要請した。
出典:毎日.jp「ミャンマー:サイクロン被害 死者数「10万人超も」 国連、緊急に協議」
サイクロン被害救援の人的支援受け入れを求める国際社会に対し、ミャンマー(ビルマ)の軍事政権は9日、拒絶の意思を明確にした。ニャン・ウィン外相が「外国の救援チームやメディアを受け入れる準備はできていない」(国営紙)と明言したうえ、友好国タイのサマック首相の首都ネピドー訪問も断った。国連は「人的支援がなければ被害者は飛躍的に増える」と警告している。
出典:asahi.com「ミャンマー軍政、タイ首相の来訪拒否 大型サイクロン」
国際機関からの支援物資の受け入れが困難な状況ではありますが、
ミャンマーで「草の根レベル」で活動を展開している各団体が支援活動を行い、
そのための寄付・支援を募っています。
□ミャンマー・サイクロン緊急支援情報□
◆「社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」
3万人に緊急救助アイテム(食料、浄水タブレット、プラスチックシート、
調理器具、下痢止め)を配布するなどの、緊急支援を開始しました。
ミャンマーで被災した子どもたちを最優先した緊急支援活動に
ご協力をお願いいたします。
◆「財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン」
CAREでは、ヤンゴンの南ダゴンとタケタ地区で、パゴダ(仏塔)や学校に
避難している1万人に、ボトル水、水浄化剤や水の保存容器を配布しました。
今後、イラワディ・デルタ地帯の5万世帯を対象に支援を行っていく計画です。
緊急支援と、それに続く復興支援にご協力をお願いします!
◆「特定非営利活動法人 難民を助ける会」
難民を助ける会ではスタッフをヤンゴンに派遣し、災害に弱く支援の手の届きにくい障害者(児)の世帯を中心に、生活に欠かせないなべや皿、食料品などを配る予定です。8日には現地に到着し、すでに現地事務所のスタッフらとともに現地のニーズ調査等にあたっています。
↑↑上記は『オンライン寄付サイト ガンバNPO』に掲載されている情報です。
クレジットカードやジャパンネット銀行で、
被災地支援のためのオンライン寄付ができるようです。
◆「特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパン」
担当:束村・根本 電話:03-3372-9777 Fax:03-5351-2395
URL http://www.baj-npo.org/
Email info@baj-npo.org
◆「特定非営利活動法人 地球市民ACTかながわ/TPAK」
TPAKでは、2005年よりミャンマー国ヤンゴン管区タンリエン孤児院に国際協力支援を実施しています。そのタンリエン孤児院も、港のすぐ側に位置しているため家屋倒壊など甚大な被害を受けている模様です。そこで、TPAKでは緊急支援を実施することに決定しましたので、皆様に緊急支援のための募金のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
同時に募金箱設置のご協力等もお願いしていますので、口座情報や現地最新情報は、お手数ですが公式サイト( http://www.tpak.org/ )をご覧下さい。
今後、そのほかの支援団体情報を入手次第、更新していきます。
※情報のご提供も大歓迎です。。