使用済み切手を集めて寄付に

ある日、母が「使い終わった切手って、どこに送ればいいの?」っと聞いてきました。

切手を送れば寄付になる」と聞いたけど「どこに送れればいいのか」までは聞かなかったようです。

しょうがないな~っと思いつつ『パソコンで検索してみたら』と言ったら「見つからないじゃない!」っと怒られました。

あれ?おかしいな・・・。

どうやら「古切手」というキーワードで検索していたため、見つからなかったようです(笑)

古切手」だと、切手回収をしている団体にたどり着けないようなので「使用済み切手」で検索してみてくださいね。

職場に届いた封筒の切手を集めて国際協力

会社にお勤めの人でも自営業の人でも、お得意様や取引先から封筒が届きますよね。経理、会計など事務系のお仕事だと毎日大量に届くのではないでしょうか?封筒をそのまま捨てているみなさん。ちょこっと仕事の息抜きに、封筒をちょきちょきしてみませんか?

上司に「仕事さぼって何やってんだ!」って言われても『この切手が国際協力につながるんです!ちょっとした息抜きにもなるんです!』と答えてあげましょう。きっと上司も了承してくれるでしょう!

使用済み切手がどうして寄付になるの?

使用前の切手は換金できるだろうけど、消印がついた使用済みの切手がお金になるなんて・・・と思いませんか?実は、使用済みの切手を集めている「切手コレクター」の方々が存在し、希少価値のあるレアな切手やめったにない消印つきの使用済みの切手などに価値がついて、売り買いされています。

そういったコレクターや使用済み切手を専門的に扱っているサイトや企業に販売し、その金額を寄付として活用している団体がいくつもあります。使用済み切手は「価値のあるもの」として売り買いされるため、できるだけ美しい状態で送られると喜ばれます。

使用済み切手の切り取り方のポイント

せっかくの切手も、切り方ひとつで価値が下がってしまうこともあります。切り方に注意して、送ってください。

  1. しわやシミのない切手を選ぶ
  2. 切手の貼られている封筒ごと切る(「台紙付き切手」と呼ぶそうです)
    ※ポイント:切手の周り5mmから1cmほどの余白を残して切る
  3. 消印がはっきりしている場合は消印も残るように切る

切手を送る前に、まず使用済み切手を集めている団体を探して、送り方を確認してみましょう。

団体によって「外国切手と日本の切手を分けて欲しい」とか、「切手の値段でわけてほしい」など、集め方が異なることがあります。団体の指示にしたがって送ってください。珍しい絵柄でなくても、換金できる切手はあるようです。

使用済み切手を回収しているNGO/NPO

例えば、砂漠化が進んでいるアフリカのタンザニアでの植林活動を行っている「タンザニア・ポレポレクラブ」に送れば、アフリカに緑を増やす力となります。

寄付の使われ方を選んで、切手を送る団体を探してみましょう。

うちの母は「役に立つならどこに送ってもいいわよ」と言うので、最初に見つけた団体に送りました。使用済み切手の他に、書き損じハガキ、プリペイドカードなどを一緒に回収している団体もあるので、他に送れるものも一緒にチェックするのもいいですね。

「使用済み切手」を集めている団体は、探せてばたくさんあります。「使用済み切手」で検索して、ぜひ支援したい団体・活動を探してみてください。

使用済み切手が誰かの役に立つ

自宅や職場の大掃除に合わせて、ぜひ使用済み切手がないか探してみてください。たくさん郵便物が届く職場であれば、同僚たちに声をかけて集めてみるのはいかがでしょうか?これでもか!ってくらい、たくさん集まるはずです。

使用済み切手の寄付は、一人でもできるし、友達や周りの人と一緒にもできる身近な国際協力です。

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