マイク内蔵のBluetoothスピーカー「Anker Soundcore2」はビデオ会議でも使える?

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、急遽テレワークや在宅勤務へ移行するため、多くの人がWebカメラを買い求め、一時的に品薄状態になったそうです。

市場調査会社のBCNによると、主要家電量販店における2020年2月17日~23日のWebカメラ(USB接続タイプ)の販売台数は前年同週比37.4%増、2月最終週の2月24日~3月1日には同173.7%増と急激に売れ行きが伸びている。

新型コロナでWebカメラ爆売れ、2月最終週は前年比2.7倍 | 日経クロステック(xTECH)

今回のような需要拡大はパンデミック(世界的大流行)によるもので、そうそう起こることではありませんが、急な品切れは不安な気持ちになりますよね。

テレワークに不可欠なビデオ会議用マイク&スピーカー

現在、テレワーク・在宅勤務の必須ツールになりつつある「ビデオ会議」。マイクやカメラで、遠隔でもコミュニケーションがとれる便利なものですが、旧式のPCだと、そもそもマイクやカメラが付いていない!なんてことも・・・。

例え、ノートPCにマイクやカメラが付いていても、感度が悪かったり、聞こえづらかったり、ビデオ会議中にストレスに感じる人も少なくないようです。ビデオ会議用に「Bluetoothスピーカー」の使用を検討された方も多いのではないでしょうか。

ビデオ会議にAnker SoundCore 2は使えるか?

ビデオ会議用にWebカメラやマイクが品薄となり、その代替品としてBluetoothスピーカーも使えるのでは?と思い、ビデオ会議でAnker SoundCore 2をテストしてみました。

Anker SoundCore2」は2018年度Amazonランキング大賞(ポータブルスピーカー部門)でNo.1を受賞した人気モデルで、いろいろなところで紹介されており、製品の特長をご存じの方も多いと思いますが、主な特徴は以下の通り。

  • [軽くて小さい]500mlペットボトルと同じくらいの大きさでより軽い(約414g)
  • [音量も十分]サイズからは想像できないほどの音量を実現
  • [スタミナ豊富]最大24時間の連続再生が可能
  • [水場も安心]IPX7防水対応でお風呂場でも大丈夫
  • [コスパ最高]これだけの機能で5000円未満で買える

私の仕事柄、音響設備がない30人程度の貸スペースや教室などで団体のイベントや報告会を開催することが多く、持ち運びができるポータブルスピーカーとしてAnker SoundCore 2を職場の予算で購入していました。

前述の用途であれば不足に感じることはなく、コストパフォーマンス十分なBluetoothスピーカーです。しかも、スピーカー機能だけでなく、マイクも内蔵しているため、スマホやノートPCとBluetoothで接続すれば、ハンズフリー通話も可能です。

Anker SoundCore 2のマイク性能

Anker SoundCore 2を代表的なビデオ会議ツールのZoomやSkype、Google Meetで使ってみた結果、問題なくビデオ会議を行うことができました。相手の声もクリアに聞こえます。

ただし、収音範囲は広くないようです。Anker SoundCore 2のマイクは、本体正面から音声を拾うようで、スピーカーの側面や背面からの声はほとんど相手に届かないようです。3~4人の会議室で、ディスプレイ前に設置したスピーカーに話しかけるようなレイアウトでないと「聞こえずらい」と言われてしまいますのでご注意ください。

複数人で使うときは注意が必要

Anker SoundCore 2でビデオ会議自体は可能ですが、5人以上が集まる会議室の場合、全員の声を拾うほどの収音性はないようです。大人数でビデオ会議をするなら、会議に特化されたスピーカーフォンでないと難しいでしょう。

2020年2月、ビデオ会議用スピーカーフォンとしたAnkerからAnker PowerConfが販売されました。全指向性マイクを搭載し、部屋の中にいる人の声をしっかり拾ってくれます。

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Anker SoundCore 2は、複数人でのビデオ会議だと少し不安ですが、在宅勤務で一人で参加するだけなら十分なマイク&スピーカー性能があります。

Anker Soundcore 2を使うなら一緒に買いたいもの

Anker SoundCore 2には有線オーディオケーブルの差し込み口が搭載されています。基本、スマホやノートPCとBluetoothで無線接続できますが、古いパソコンだとBluetooth接続できないものもあるため、有線イヤホンケーブルを合わせて購入しておくと安心です。(※オーディオケーブルを接続すると音声出力しかできないため、ビデオ会議でハンズフリー通話したいときはBluetoothで接続してください)

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またAnker SoundCore 2は、500mlペットボトルほどの大きさで持ち運びしやすいのが特徴です。持ち運び用に専用のケースも販売されており、スピーカーだけでなく充電用USBケーブルやオーディオケーブルを収納して持ち運ぶことができ、とても便利です。

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Anker SoundCore 2は小型軽量、かつハンズフリー通話が可能なBluetoothスピーカーで、コスパが抜群によいです。BGMの再生はもちろん、ビデオ会議にも使え、スペースも取らないので在宅勤務にオススメなアクティブスピーカーです。

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※追記:後継機 Anker SoundCore 3も販売されました

Anker SoundCore 2の後継機として、Anker Soundcore 3 が販売されましたね。基本的な使い方は変わらず、出力と音質が向上し、USB-Cポートが採⽤されるなど、機能⾯がバージョンアップされました。一方で、オーディオ端子がなくなったり、少し大型化しているため、ご希望の用途と照らし合わせてお選びください。

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