USBメモリのソフト起動と取り外しが便利に「Portable Start Menu」
USBメモリはさまざまなタイプや容量のものが販売されていますが、私のお気に入りはノック式のUSBメモリです。ワンプッシュで接続端子を出し入れできてフタがいりません。私はSONYのUSBメモリー「ポケットビット」シリーズやBUFFALOのノック式を愛用しています。
外出する程度が多くない人は、外で使うソフトもそれほど多くないと思います。大容量のデータの受け渡しをするわけでなければ、ポータブルHDDのよう500GBや1TBなどの大容量は不要です。ポータブルHDDに比べて軽量なUSBメモリで、16GB程度あれば充分です。
そんな外出時に便利なUSBメモリを、さらに便利にするランチャーソフト「Portable Start Menu」をご紹介します。
USBメモリにソフトをインストールするメリット
広報担当という仕事柄、画像編集やウェブサイト更新などの仕事が多く、大きな画面の方が作業しやすいため、オフィスと自宅ではデスクトップPCを使っています。ですが、打ち合わせや出前授業などを行うこともあり、外出するときは職場の共用ノートPCを持ち出して使っています。共用PCのため、必要最低限のソフトしか入っておらず、普段デスクトップPCで使っているソフトが入っていないこともあります。そのため、USBメモリによく使うソフトのポータブル版をインストールして活用しています。
ちなみに私は、USBメモリにこんなソフトを入れています。
- CCleaner(お掃除ソフト)
- Portable PhotoScape(画像編集ソフト)
- TeraPad(テキストエディタ)
- VLC Media Player Portable(動画プレイヤー)etc
これらのUSBメモリに入れたソフトをより便利に使えるようにするソフトが「Portable Start Menu」です。
USB内のソフトを起動できる「Portable Start Menu」
「Portable Start Menu」は、PCやUSBメモリにインストールしたソフト(アプリケーション)を素早く起動できる「ランチャーソフト」です。
ソフトをUSBメモリにソフトをインストールしておき、PCに接続したとき自動的に起動するよう設定できます。ソフトが起動すると、画面右下の時計が表示されているタスクトレイにアイコンが表示され、アイコンをクリックするとUSBメモリ内のソフトが一覧表示されます。
あとは、使いたいソフトをクリックすればソフトが起動します。ソフトは日本語非対応ですが、難しくない英単語ばかりなので、直感的に操作することができます。「Portable Start Menu」にUSBメモリにインストールしたソフトを登録し、すぐに使えるようにする作業も簡単です。
USBメモリの取り外しも簡単操作に
Portable Start Menuは、ソフトを終了させると起動させたソフトウェアもすべて一括終了され、安全に取り外すことができる状態にできます。また、USBメモリやSDカードなど、外部メディアを接続するとリムーバブルディスクがいくつも表示されます。数が増えると、どのUSBメモリがどのリムーバブルディスクかわからなくなることも。Portable Start Menuをインストールしておけば、そんな心配もいりません。
Portable Start MenuをインストールしたUSBメモリのアイコンが変わります。どれが自分のメモリか一目瞭然ですね。
普段はデスクトップを使っているけど、ときどき外出される、という方は、USBメモリを活用してみてはいかがですか?