ディザスター映画「ディープ・インパクト」から学ぶ緊急時に問われる人間としての行動
また、泣いてしまいました。
今年の2月に見て泣いたばかりなんですが、また泣いてしまいました。
やっぱり、イイですね!「ディープ・インパクト」!
映画『ディープ・インパクト』のあらすじ
ある少年が新しい彗星を見つけた。彗星の大きさはニューヨークと同程度。一年後地球に直撃する。この彗星が墜落した際の被害は人類・生命存続に関わる。
この話では三人の主人公がいます。彗星を発見して一躍有名になった少年。
情報をいち早くキャッチした女性キャスター。
彗星破壊のためシャトルに乗り込んだ熟練宇宙飛行士。
もし自分が彼らと同じ立場だったら、私は同じ行動をとることができるのだろうか。
緊急時の判断に優れたリーダー
人類存続に関わる大災害に直面したとき、人はどのような行動を取るのかが描かれています。
彗星が落ちる。このことが発覚した瞬間アメリカ大統領は恐ろしく素早い決断をします。原子力エンジンを積んだ宇宙船で爆破計画発動。地球からミサイル攻撃を敢行。これらの作戦は残念ながら失敗しますが、人間という種の保存のため地下シェルターを建造し、収容することを実行します。こんなリーダーシップが取れる大統領っているのでしょうか?
もし生き残れる人が限られているとしたら
映画の中で重要な意味を持つは、地下シェルターではないでしょうか。シェルターへ入れるのは特別な技能を持った人や著名人など、功績を残した人物や生き残った未来で役に立つとみなされた人々。そして、一般の人からランダムで選抜されます。
しかし、50歳以上の人はシェルターには入れません。彗星が地球に衝突した後、人間が地表で生活できるようになる頃まで生き残れる可能性という点を考えると、残酷かもしれませんが、合理的な判断を下すことも、必要なのかもしれません。
愛する人を守るために
主人公の一人である少年の一家はシェルターに入れることになりました。しかし、少年のガールフレンドはは入れなかった。そこで彼女と結婚することで、一緒にシェルターへ入ることを計画しますが、彼女の家族は結局シェルターへ連れていく許可は得られませんでした。ガールフレンド家族とともに残ることになりました。
一度はシェルターの手前にたどり着いた少年。しかし、彼は振り返り、「(彼女を)迎えにいく」と。いやぁ〜男だね〜。
単身ガールフレンドを向かえに戻る。無事に彼女を見つけた少年は、彗星衝突による津波から逃れるため、急いで山へ向かおうと。このときガールフレンドの家族は、赤ん坊を託し「行け!」と。未来をたくしたぞ、っと若者を送り出す姿に涙・・・。
自分の席を譲ることができるか
もう一人の主人公、女性キャスターもシェルターへはいれることに。しかし、彼女は自分の席を小さな子どもがいる同僚の女性に譲った。
「いいからいって!」その言葉にまた涙・・・。その後、彼女は一人思い出の海岸へ。そこには母と、離婚した父が待っていた。二人は一番最初に隕石による津波に飲み込まれた。
自己犠牲とは
そして3人目の主人公、熟練パイロットは決断した。彗星爆破に失敗したシャトルには核弾頭が積んである。このまま地球へ帰るのか?
シャトルに積まれた力を使えば、自分たちの命を代償にすれば人類は救われる。この方法しかなかった。他のクルーたちもその決断に賛同。
地球に接近したシャトルは地球と交信できるようになり、乗組員たちは家族たちと別れの挨拶をしていく。しかし、熟練パイロットの息子は来ることができず。それでも、彼は天国の妻へ「もうすぐいくよ」と。
どの主人公もかっこいい!涙でてきた・・・。
この映画が訴えかけるものは「未来」のために・・だと思う。
危機的状況に陥ったとき、私はどうするだろう?そんなことを考えさせられる映画です。
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