スプートニク・インターナショナル主催「PEACE QUEST 2006」

ホームページをきっかけに知り合った友人と、大学の後輩が活動しているスプートニク・インターナショナル・ジャパン主催のチャリティーコンサート『PEACE QUEST 2006』が開催されました。今回のチャリティーコンサートの収益は、「国際交流会館」をガーナに立てるために使われるそうです。

とてもよく晴れた日曜日の午後。そして表参道。とても多くの人が集まっていました。コンサートホールの外のラウンジには、そろいの(アフリカっぽい黄色の)Tシャツを着たスタッフが大勢いました。

噂のオトコ?

イベント会場で、ひときわ小柄な(失礼w)ホームページをきっかけに知り合った友人を発見。友人に声をかけると、周りにいた他のスタッフから「噂のメッスィ〜ですか?」と声をかけられた。なにやら私の名前が噂になっているようだ。どうやら拓殖大学で開催した「ガクセイ広場」の噂が広まっているらしい・・・。

それはさておき、スプートニク・インターナショナルだけでなく、他の団体からもボランティアが大勢集まっていました。ラウンジでの物品販売や、ココア・コーヒー・アイスティーなどの飲料ブースでの接客、スタディーツアー参加者によるツアーの紹介など、待ち時間をただ待たせないで、有効に活用している点は抜け目がないと感じました(^^)。

また、昨年の秋に拓殖大学「紅陵祭」でお会いした方と再会しました!「CAST〜FTCJ子ども活動応援事業〜」のブースに立ち寄っていただいた方が私の名前を覚えていてくれたのだ。今年の春にスリランカにスタディーツアーに行かれたそうで、偶然の再会に話も盛り上がる。そうこうしている間にホールの扉が開かれた・・・。

TBSアナウンサーとガーナ人の絶妙な掛け合い

スプートニクの理事でもあり、TBSアナウンサーでもある「秋沢淳子」氏が司会を務め、スプートニクガーナの理事長、サミュエル・ポップ(サミ・ポップ)氏と軽快なテンポのもと、ガーナの紹介からイベントがスタートした。お二人ともテレビに出演する有名人。アナウンサーである秋沢さんは流石の一言。また、ポップさんの日本語もなかなか面白い!18年前に来日、日本語は関西のお笑い番組を見て覚えたという話を聞いたことがあり、納得の舌好調!明るいムードでイベントは幕を挙げた。

続けて行われたチャリティー・オークションも大盛況。ビームスから提供してもらったTシャツやキャップなどを会場で競り落とされていく。さらに、秋沢さんも載っている「TBSアナウンサー名鑑」との抱き合わせ商法(笑)も好調。台湾で最高級のウーロン茶(定価20,000円)が2000円からスタートという大盤振る舞いww

 

休憩を挟んでコンサートが行われた。地元ガーナのアーティストや女性デュオ、ポップさんの甥っ子(笑)が参加。

ZION (サックス)
PLUS ONE(JAZZバンド)
drops
david

中でも面白いのが「david」。ポップさんの甥っ子で、4歳のときに日本にやってきて、外見からは想像できないほど日本語がうまい!日本語が一番話しやすいらしいです。

また、スペシャルゲストとして沢田知可子さんも参加。若い人でも一度は聞いたことがある名曲「会いたい」は、ポップさんの思い出の曲でもあるそうです。目の前でポップさんのために歌った「会いたい」。ちらりと涙が浮かんでいました。沢田知可子さんは、ガーナのカカオ農園で働いている子どもたちがチョコレートの味を知らないという現状を知り、フェアトレードに関心を持ったそうです。

秋沢さんの賛同者として、歌うことで貢献する。人それぞれ貢献できる形があるということ、歌で伝えてくれました。最後は「We are the world」の合唱で幕を閉じました・・・。とても多くのことを学んだコンサートでした。