コモンズ未来くるキャンペーン-信託報酬の一部を寄付

企業による『慈善』を「CSR1.0」とするならば、
本業を通じたCSR/本業を活かしたCSR』を「CSR2.0」と呼べるはず。
さらに一歩進んだ「CSR3.0」は『本業とCSRの結合』だと、
社会貢献でメシを食う(著:竹井善昭、2010年)』と定義する。
では、本業である投資信託の報酬を社会に還元することも「CSR3.0」になるかも?

コモンズ投信は、09年1月に設定した「コモンズ30ファンド」の信託報酬の一部を、NPO・NGOなどの社会起業家に寄付する「コモンズSEEDCap(社会起業家育成支援プログラム)」をスタートさせた。同ファンドでは、信託報酬の一部を毎年、投資家(受益者)の意見などを踏まえ、次世代のために持続性のある社会をつくることにチャレンジする社会的活動や事業の支援プログラムに寄付することを表明していた。(出所:コモンズ投資が社会起業家育成支援プログラム、信託報酬の一部を寄付-プレジデントロイター

その「コモンズSEEDCap」の第1回目の寄付先に、ACEを選んでいただきました!
そんな「SEEDCap(社会起業家育成支援プログラム)」の記念セミナーに
ACE代表 岩附が参加します。
 日 時:2011年2月26日(土)15:00~17:00
 会 場:東京21Cクラブ (千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10F)
 参加費:1000円(既にコモンズ投信に口座を開設されている方は無料)
 定 員:80名(募集人数となり次第申込〆切)
▼申 込:下記のURLからお申し込みください。
http://www.commons30.jp/s2_form.html?se_id=20110228se
また、同社は寄付サイト「Just Giving Japan」を通じて、
全役職員が個人レベルでもACEの活動を応援してくださっています。
コモンズ未来くるキャンペーン
以前にもご紹介したJust Giving Japan
個人でチャレンジを決めて、そのチャレンジを応援してもらうというもの。
自分で挑戦することを決められるので、ユニークなチェンジもたくさん。
今回の「コモンズ未来くるキャンペーン」ではこんなチャレンジも。

WS0064.JPG
企業だけでなく、個人もチャレンジ。
今までは「社会貢献をする企業は儲かる」という考え方で
はじめた企業も多かったのかもしれない。もちろん、それは間違いではない。
企業イメージが単純によくなるだけではなく、
社会に貢献しているという実感が、
社員のモチベーション向上にもつながるという意味も含まれているはず。
本業とCSRの結合』、「CSR3.0」がこれからの本流となるならば、
CSRはCSR部だけでなく、全部署、全社員による取り組みも増えてくるかも。
CSRの「R」は Responsibility。
責任や義務、義理といった意味の単語。
本当に大切なことは、個人も企業も義務ではなく、
社会に貢献しているという実感がもてること。
これはNPO/NGO側もがんばっていかねばなりませんよね!
ゆくゆくは、この「R」が取れた新しい言葉で表現されていくといいですね。