使用済み○○

2005/11/03

タンザニア・ポレポレクラブ
久しぶりに部屋の掃除をした。依然として汚い。
父と共有しているパソコンデスクの上は三日で元の姿に戻る。


 半日かけて部屋の掃除をしていると、「使用済みカード」が大量に出てきた。テレホンカードやオレンジカード・イオカード・パスネットなどなど。最近は携帯電話・スイカの影響もあり、ほとんど利用することが少なくなった使い捨てカード類がタンザニアの植林支援に利用される。

 ポレポレクラブ。ポレポレ(Pole Pole)とは「ゆっくりゆっくり」というスワヒリ語。タンザニアで植林を支援する活動を行っている市民団体です。

 ボクが大学1年生の頃、学内で開催されたNGO団体説明会で知った、初めてのNGOだった。「アフリカ・植林」というキーワードに惹かれたが、その頃はワークキャンプ費用の高額なところばかりに目がいってしまった。説明会以降、接触を持つ機会はなかった。

 今、使用済みカードを手にしてふと思い出した。「使用済み○○」の回収も行っていたことを。

 早速ネット検索、送先を確認し封筒にカードを詰めた。明日、郵便局へいってこよう。

 最近考えるよりも先に体が動いてしまう。そして、あとから自分の行った行為について色々と考える。このような行為は偽善行為なのかもしれない。途上国から散々搾取し続けた我々の自己満足でしかないのかもしれない。焼け石に水?確かにそうかもしれない。

 でも、今のボクには世界の仕組みをひっくり返せるほどの社会的・経済的影響力など、ない。でも、経済的な協力や国際的な貿易など市場原理に任せた国際協力だけでは解決しない問題もあるのではないだろうか。

 児童労働によって作られた製品の不買運動。それだって、倫理的・感情的な対策ばかりでは効果がないばかりか児童労働者の仕事を奪うだけで根本的な解決には至らない。人的人的資本を高めるための援助(修学援助金など)や生活保護制度の充実、差別の是正などを組み合わせた包括的な取り組みが必要ではないだろうか。

 簡単なことではない。だからボクは今、自分にできることをする。それはこれからも変わらないだろう(頑固だから)。知っていても何もやらないってのは、かっこ悪いし、“粋”じゃない。やってみてダメだったら、改善していけばいいじゃない。『Try & Error』っすよ。失敗や批判を恐れていては何もできないからね。