先輩たちの卒業式

雨降りしきる生憎の空模様。我らの先輩が学び舎を卒業していった。我らが国際協力問題研究会は4人の先輩が旅立っていった。

そういえば、このブログで「国際協力問題研究会」の紹介をしたことがなかった。正式名称は上記のようにすさまじく長いので「国協(コッキョウ)」という愛称で親しまれている。

その名の通り「国際協力問題」を研究する会である。年に2度開催される学園祭で展示発表をしている。そして年にに数度機関紙「KUDOS」、海外紀行文集「野生のかん」を発行している。昨年は学園祭で一番名誉ある「総長杯」をいただいた。

そんな研究会の礎を築いてきた先輩たちの卒業式であった。そんな先輩たち、自分が始めて会に参加したときは2人しかいなかった。他の2人はタイ・インドネシアに留学していたのである。

留学していた先輩とは実質1年ほどの付き合いであったが、4人とも個性豊かな人たちだった。いつも笑顔で周りの人から愛される存在。お調子者のイメージとはうらはらに友達のことをいつも想う。元気一杯に動き回り人の世話を進んで行う。マイペースながらもここぞという場面で本領発揮。4人ともすばらしい一面を持っている。

あまり長い付き合いではなかったが、すばらしい人望の持ち主であることはわかった。そんな先輩たちと共に研究会活動ができたことを誇りに思う。そして、先輩たちの未来に幸あらんことをせつに願う。

明日は我が身。2年後、自分が送られる立場になるやもしれない(え?無理だって!?)。その前にせねばならんことが山ほどある。まだまだ自分の大学生活はこれからである。

春は別れの季節であり、出会いの季節。つらい別れの後には出会いがある。先輩たちにも、自分達にも・・・。さぁ、今年はどんな出会いにめぐり合えるのだろうか、楽しみだ。