凍ゆる日 〜今旅に行きます〜

2005/02/07

「もう寝ようかな・・・」まぶたが重い。すぐに横になりたい。でもキーボードを打つ手は止まらない。
一泊二日で群馬の伊香保温泉に行って来た。旅行3連発の1週間だった。今回は拓殖大学文化局連合会の面々でプライベート?旅行である。

近所の研究会で仲良しメンバー12名が参加。新宿駅10時30分発、伊香保13時着。到着後、石段の街並みをじっくり散策、堪能。一同、石段の最上部の神社で「花みくじ」を引いた。なかなかその人にあった花言葉が見つかった。結構的確に当たっているのがおもしろい。自分は「さぼてん」。花言葉は「皮肉」。みんなも様々な花言葉に一喜一憂。

その後、一向は冬の雪山へと足を進めた。総勢12名、大学生が列を織り成し雪山を登る。その先には絶景がまっていた。関東平野と遠くそびえる雪化粧をした山脈。展望台はかなりの高さ。自分たちが歩いてきた道を実感し、それに感動する。人生、なかなか自分が登ってきた道を振り返ることは多くない。ふと気が付いたときに振り返る。それが正しい道か間違っているかはそのとき判断すればよい。

30分ほどかけて凍った山道を登ってきたのが展望台からロープウェイでふもとまで5分。文明の利器、おそるべし。泊まったホテルはしっかりとしていた。温泉もあるし、部屋も広くてきれい。卓球もあるし、食事もうまい。夕食前にひとっぷろ。全員浴衣で夕食を食べに宴会場へ。たった12人。それでも御膳は6・6に並べられ、宴会気分満点。仲居のおばちゃんに最近の若いものなのに礼儀正しいとほめられたりも。

食事が進み、メンバー数名がこそこそ動きはじめた。それに連動するように一人を除いた全員が準備に取り掛かった。準備が出来た頃、仲居のおばちゃんがおもむろに部屋に入ってきて、電気を消した。淡いろうそくの光が襖をくぐり部屋を照らす。そして手拍子とともに「ハッピーバースデイ」の合唱が。そう、誕生日である。昨年の一月、大規模なサプライズパーティで祝った子のちょっと遅れたパーティ。彼女のサプライズパーティ以降、僕らは仲間の誕生日を祝いあうようになった。それは一年たった今も変わらない。変わらない何かが、僕らにはある。

なんとかうまく驚かせることに成功。そしていよいよ長い夜のはじまりだ。「UNO」で負けた人が買出しに行く、という白熱した死闘が繰り広げられた。結局4人が負けたが、自分もついていくことに。浴衣に上着を羽織り、マフラーや手袋、ジャージで完全武装した買出しチームがコンビニ目指して坂を下りる。とても怪しい集団だ。10000円ほど買い込み、さぁ酒盛りのはじまりだ。

仲間と飲む酒はうまい。それぞれ普段は違うことをしている。向かっている道もまちまち。それでも仲間である。それぞれ想いや考え、スタンスや立場は違えど酒の席。腹をくくって話をする機会が少なかった僕らには貴重な時間だった。夜が深まるほどに僕らの想いも深まる・・・。

夜があけた。朝食を食べ、風呂に入る。露天風呂で一年前の自分を振り返った。あれから一年か・・・。みんな変わった。でも、変わらない何かも確実に存在する。チェックアウトをすませ、市内観光。「おもちゃと人形自動車博物館」という盛りだくさんの博物館見学。キューピー人形の製造方法に一同驚愕。射的で銃口に全神経を集中。往年の名車に高鳴る胸の鼓動。大満足。

帰りの道中まったく記憶がない。寝ていた。気が付いたら夢のような時間が終わっていた。また旅行に行きたいな。みんな同じ気持ちでそれぞれの家路へついた。また明日からそれぞれのレースがスタートする。