SPUTNIKでガーナのお話を聞いてきた

本日、スプートニクjapanにお邪魔させていただきました。「ナにそれ?」と思いますが、今回は上記ホームページをご覧いただくということで省略させていただきます。

スプートニクガーナの勉強会で参加させていただきました。そこで、今日はちょっと物語風にアレンジしてみました。


じゃらららららららん!(効果音)さぁさぁさぁ!よってらっしゃいみてらっしゃい!本日の物語はこれだ!

「ガーナ!」

むか〜しむかし、地球の反対側のガーナで男の子が産まれた。名前をP(仮称)といった。彼のお父さんは地元の大学の教授でした。奥さんが二人いて、Pさんは二人目の奥さんの子ども。兄弟は全部で15(だったかな?)人。そんな大家族はガーナでは珍しくない。

ガーナでは「家族の家族は家族」が当たり前。お姉さんの旦那さんの家族も家族。その旦那さんの弟のお嫁さんの家族も家族。と〜っても大きな家族なんだって。

Pさんは小さい頃はパイロットになりたかった。でも勉強をしないでテレビばかり見ていたらお父さんに怒られるんだって。そんな彼も日本の人と知り合ったんだ。日本から来る人の話を聞いて、日本に行きたくなった。そして高校を卒業して日本にやってきた。

日本についた彼は自分の知っている日本語で挨拶をしてみた。ところが日本人はみんな相手にしてくれない。なんて冷たい人たちなんだろう。どうしてだろう?。日本人はみんなが冷たいわけじゃないよね。彼はこう挨拶してたんだって「もしもし?もしもし?」。これじゃぁみんな相手にしてくれないよね(^^)。どうやら「もしもし」を「Hello」と思っていたんだって。

Pさんは日本に来てから日本語学校で勉強をしました。そこの先生はとっても厳しい。「日本語は難しいから、必死に勉強しなさい」。彼は一生懸命勉強した。今では文字もかけるようになった。さんまや鶴瓶のTV番組を見て勉強もした。関西弁をしゃべれると日本の女の子にもてるからなんだって。

そうそう、ガーナって国知ってる?ガーナチョコレートで有名だよね。海がきれいでアウトドアもできる。でも昔多くの人が奴隷として売買されていたんだって。今、ガーナのサラリーマンは月に1万円から1万5千円のお給料をもらっているんだ。でも決して多くはないよね。

この間、千円札の人が変わったよね。そう、野口英世さん。彼はアフリカではやっていた黄熱病の研究をしていた人なんだ。その人は研究の末ワクチンを開発したんだけど、マラリアにかかってガーナで死んじゃったんだって。それでガーナには野口英世記念館がつくられました。その記念館を作ったのがPさんの姉さんの旦那さんなんだって。

ガーナの学校のことも紹介しておこう。ガーナの小学校はとても小さくて、Pさんは“箱”というんだ。日本の小学校を見たとき、「これ大学?」て聞いたぐらい。それとガーナは午前の部と午後の部に分かれているんだ。その学校に毎日子どもたちはイスと机を頭にのせて何kmも先から登校してくる。学校でそろえることができないから自分の家から持ってきているんだって。

それにガーナの子どもはとても勉強熱心なんだって。電気がないんだけど、ランプの明かりや月のあかりで夜まで勉強するんだ。日本のようにスモッグがかかってないから、月の光はとても明るいんだって。

Pさんは日本に来てもう長い。子どもも出来たし、仕事もがんばっている。でも、「ここで牛丼を食ってていいのか!?」「自分だけ家族と幸せに暮らしていていいの!?」そう思うようになった。ガーナの人はもっともっとできる。

彼はガーナの代表的な民族アカン族。ウォーリアー(戦士)の民族でみんなとってもマッチョなんだ。Pさんも身長190は軽く超えている。そんな彼はスポーツ万能、サッカーや野球、バスケット、それに“ピンポン”が得意(^^)彼の長い手はネットまで手が届く!(でもボレーはダメなんだよね)

あの国連のアナン事務総長もガーナ出身なんだ。もっと勉強ができれば、もっと多くのガーナ人が・・・。「ガーナに学校を作りたい!」「子どもたちを喜ばせたい!」その思いが彼を動かした。

Pさんはガーナで土地を手に入れた。大きさは200m×200mあるらしい?。ガーナにはメジャーがないのか、石を投げて、飛ばした距離までが自分の土地、なんだって。

そして、僕たち日本人も動き出した。スプートニクはスリランカに学校を建てた。現地でとても有意義に活用されている。そのノウハウを生かして、ガーナに学校を建てよう、というプロジェクトが今、動き始めています。

おしまい、おしまい。

って!おわらしちゃいけない!これから学校をつくるため、一生懸命がんばっていこう!というスプートニクガーナ最初の勉強会にいってきました。月一でいろんな勉強会をおこなっていく予定なので、「ガーナちょっと知りたくなったな」「ちょっとおもしろそうだな」と思ったかた!いかがですか。